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TRK-820

TRK-820は、オピオイドκ(カッパ)受容体に選択的に結合し、作動活性を示し、 従来のヒスタミン系の止痒薬とは異なる新規のメカニズムを有する新規化合物です。 従来のヒスタミン系薬剤では抑えられなかったオピオイド系の痒み発症のメカニズムを抑えることにより、 従来の止痒薬では無効であった痒みに有効性を示すものと考えています。
(以上こちらから転載)

TRK-820は中枢性のかゆみを抑制する物質であり、オピオイドの中でもκ受容体に選択的に結合する。同じオピオイドでも μ受容体はかゆみを起こす。くわしいことはわかりしだい書き足すことにします。

NDON(NF-κBデコイON)

NDON(NF-κB decoy oligodeoxynucleotides)はNF-κBと特異的に結合する配列(CCCTAAAGGG)を含むDNAで、NF-κBと結合して転写活性を阻害して抗炎症作用を示す。

NDONの外用薬は肥満細胞のアポトーシス誘導など、炎症細胞そのものを病変部から除去するという新しい作用点を有するため、緩やかな治療効果発現(strongクラス以上の効果)と長い治療効果維持(約3ヶ月) を示す。

NF-κB拮抗という点ではステロイドとかぶる機序ではあるが、ステロイドのサイトカイン抑制による即効性抗炎症作用はAP-1阻害やPLA2抑制によるものが強く影響するため、 NDONはステロイドのような即効性炎症作用は持たない?

臨床試験において、NDON軟膏はアトピー性皮膚炎対しての有効性を示されているが、吸収率が悪いため、顔以外の部位に対する吸収率の改善を目標としている。

CCR3受容体拮抗薬(J-113863)

CCRに結合するケモカイン(eotaxinやRANTESなど)に拮抗するCCR3受容体拮抗薬として、最初、N末端にメチオニン残基を付加したMetRANTESや抗CCR3抗体が開発され、 その好酸球遊走抑制作用が示されたが、一般的にペプチド性阻害薬を臨床的に用いることが困難なため、現在は、非ペプチド性の低分子受容体拮抗薬の研究が盛んになされている。

非ペプチド性低分子CCR3受容体拮抗薬として最初に見出されたJ-113863はEotaxin刺激による細胞内Ca2+濃度の上昇を強力に抑制するとともに、 RANTES、MCP-3、MCP-4など他のCCケモカイン誘発細胞内Ca2+濃度上昇をも完全に抑制して好酸球性炎症を静めたということから、好酸球増多が特徴のAD患者にとって 今後に期待したい薬物の一つである。

抗IL-5抗体

ヒト化抗IL-5抗体により、TGF-βの発現が減少し、アトピー性皮膚炎患者の皮膚におけるテネシン沈着を減少させたことから、治療薬としての可能性を持つ。


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