マクロライド系
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マクロライド系抗生物質の特徴

この系の抗生物質は14員環または16員環ラクトンに、ジメチルアミノ糖がグリコシド結合した構造を持ち、細菌リボソームの50Sサブユニットに結合することで タンパク質の合成を阻害する。

この系の薬剤は抗菌作用に加えて、IL-8抑制→好中球抑制、ICAM-1抑制→ウイルス、好酸球も抑制、MUC5抑制→ムチン合成抑制→痰の分解、上皮細胞や腺細胞の Clイオン輸送を抑制→鼻水抑制、モチリンレセプターに結合→モチリンアゴニスト→消化管蠕動運動促進作用、バイオフィルム形成抑制(緑膿菌)→抗炎症作用など 様々な作用を持つ。

それゆえ、細胞壁を持たないマイコプラズマに対する第一選択薬かつ、小児のライノウイルスやRSウイルスにも使用される。

なお、エリスロマイシンは酸に弱いことも助長してか、クラリスロマイシンに比べると抗菌、その他の作用ともに弱い。

マクロライド系

エリスロシン
(エリスロマイシン)
(14員環)
クラリス
クラリシッド
(クラリスロマイシン)
(14員環)
ルリッド
(ロキシスロマイシン)
(14員環)
ケテック
(テリスロマイシン)
1日1回、2T、5日間投与。肺炎は7日まで投与可。
ジスロマック
(アジスロマイシン)
(16員環)


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