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抗菌薬の作用には、最近を死滅させる殺菌的作用と、最近の増殖を抑制する静菌的作用があります。
この二つの作用は、細菌検査時のデータによるもので、MBC(最小殺菌濃度:薬剤が細菌を殺菌できる一番低い濃度)とMIC(最小発育阻止濃度:薬剤が細菌の増殖を抑制する最も低い濃度)の差が、1〜4倍であれば殺菌的、それ以上であれば静菌的とされている。
マクロライド系とテトラサイクリン系は静菌的で、それ以外は全て殺菌的です。
抗菌薬の投与を決める上で、薬剤の作用様式が濃度依存性か、時間依存性かという問題は重要で、濃度依存性というのは薬剤の殺菌作用が細菌と接触する濃度が高いほど増強する作用様式で、ニューキノロン系、アミノグリコシド系薬剤がこれに属します。
時間依存性というのは、薬剤の作用はある濃度までは増強してもそれ以上では頭打ちになり、細菌と抗菌薬の接触時間が長くなるほど、抗菌作用が増強する作用様式で、ペニシリン系、セフェム系、ホスホマイシン、マクロライド系、テトラサイクリン系薬剤がこれに属します。
つまり、時間依存性の薬剤は、1回の投与量を多くするよりも投与回数を増やしたほうが効果的で、濃度依存性の薬剤では、1回の投与量を増量したほうが効果が増強される。
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